Jw_cadで累進寸法を書く方法をお探しですね。

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Jw_cadで累進寸法を入れる方法──基準点からの連続寸法を使いこなそう

Jw_cadで図面を描いていると、「この点は基準からどれくらい離れているか」を示したい場面がよくあります。

通り芯の位置、穴の配置、部品の加工位置などがその例です。

もちろん区間ごとの寸法を一つひとつ入れていく方法でも作図はできますが、基準点からの距離をまとめて示すなら「累進寸法」を使ったほうが分かりやすく、作業も効率的です。

この記事では、Jw_cadで累進寸法を書く方法を、準備から実際の操作、修正のポイントまで順を追って解説します。

累進寸法って何?普通の寸法とどう違うの?

累進寸法というのは、最初に決めた基準点を起点にして、それぞれの点までの距離を連続して表示する寸法の書き方です。

普通の寸法だと「AからBまで1000、BからCまで1200、CからDまで900」というふうに、隣り合う点同士の長さを示しますよね。

でも累進寸法では「基準点からBまで1000、基準点からCまで2200、基準点からDまで3100」という形で、いつも同じ起点からの距離を書きます。

建築図面の通り芯、設備配管の位置、機械部品の穴ピッチなど、基準からの位置関係が大事な図面でとても便利な表現方法です。

Jw_cadには「累進」という機能がちゃんと用意されていて、基準点を一度指定してしまえば、あとは測りたい点を順番にクリックしていくだけで累進寸法が作れます。

図面を見る人は寸法値を足し算しなくても基準からの位置がすぐ分かるので、施工や加工のミスを減らしやすくなります。

特に現場や製作側では、区間寸法だけだと累計値を自分で計算しなきゃいけなくて、読み間違いの原因になることもあるんです。

累進寸法は、描く側の手間を減らすだけじゃなくて、図面を受け取る人にとっても親切な寸法表現だと考えると分かりやすいですね。

ただし、累進寸法は便利な反面、基準点があいまいだと意味が伝わりにくくなります。

どこをゼロ点にしているのか、どの線や端点を基準にしているのかがはっきりしないまま寸法値だけ並べると、かえって読みにくい図面になってしまいます。

なので累進寸法を使うときは、基準線や基準点を明確にして、必要なら「基準」「0」「通り芯」みたいな表記を添えることが大切です。

Jw_cadの操作を覚えるだけじゃなくて、図面として誤解されにくい見せ方まで意識すると、実務で使いやすい寸法になりますよ。

累進寸法を書く前に確認しておきたい設定

累進寸法をきれいに入れるには、いきなり描き始めるより、先に寸法の設定を確認しておくのがおすすめです。

Jw_cadで「寸法」コマンドを選ぶと、画面上のコントロールバーから寸法に関する設定が変更できます。

ここで文字の大きさ、寸法線や引出線の位置、端部の矢印や黒丸、寸法値の表示方法などを整えておくと、複数の寸法を入れたときに図面全体の見た目がそろいます。

特に累進寸法は同じ基準から複数の寸法値を並べるので、文字位置や寸法線の間隔が乱れると読みづらさが目立ちやすいんです。

確認しておきたいポイントの一つが、「寸法図形」として扱うかどうかです。

寸法図形というのは、寸法線、引出線、端部記号、寸法値をひとまとまりのデータとして管理する仕組みのこと。

これを有効にしておくと、あとから図形を修正したときに寸法値の再計算や編集がしやすくなる場合があります。

逆に、文字だけを自由に動かしたい、線と文字を個別に細かく調整したいときは、寸法図形の扱いを理解したうえで編集する必要があります。

初心者のうちは、まず寸法図形として作成して、必要なときだけ解除する考え方にしておくと管理しやすいですよ。

寸法線を置く位置も、作図前に意識しておきたいところです。

図形に近すぎる位置に寸法を入れると、線や文字が重なって読みにくくなります。

逆に離しすぎると、どの部分を示している寸法なのか分かりにくくなります。

Jw_cadの寸法設定では、引出線や寸法線の間隔を調整できるので、同じ図面内ではなるべく統一した距離で配置するのが基本です。

あと、作図しているレイヤの縮尺が違うと、文字や端部記号の見え方が想定と変わることがあります。

寸法が大きすぎる、小さすぎると感じたら、文字サイズだけじゃなくて縮尺設定も確認してみてください。

累進寸法を実際に書いてみよう

Jw_cadで累進寸法を書く基本的な流れは、寸法コマンドを選んで、コントロールバーの「累進」を使って基準点と測定点を指定していく、というものです。

まず、ツールバーかメニューから「寸法」コマンドを実行します。

次に、コントロールバーに表示される「累進」をクリックして、累進寸法を入力できる状態にします。

そのあと、寸法を表示したい位置を図面上で指示して、基準となる始点を右クリックで正確に指定します。

Jw_cadでは右クリックが端点や交点などを読み取る操作として使われるので、寸法の始点や終点を指定するときは右クリックを使うのが基本です。

基準点を指定したら、次に寸法を入れたい点を右クリックで指定します。

すると、基準点からその点までの寸法値が表示されます。

続けて別の点を右クリックすると、同じ基準点から次の点までの寸法が追加されます。

こんなふうに、基準点を固定したまま終点だけを順番に指定していくことで、基準点からの連続寸法を効率よく作れるんです。

たとえば左端の通り芯を基準にして、右方向に並ぶ通り芯を順番にクリックすれば、それぞれの通り芯までの累計距離が寸法として表示されます。

必要な点をすべて指定したら、コマンドを終了するか次の作業に移りましょう。

操作のコツは、寸法を入れる方向をなるべく一定にすることです。

水平の累進寸法なら左から右へ、垂直の累進寸法なら下から上へというふうに、図面の読み取り方向に合わせて指定すると、寸法値の向きや配置が自然になりやすいです。

もし寸法値が思わぬ向きになったり、寸法線の位置が意図と違ったりしたら、無理にそのまま進めず、リセットして基準点と配置位置を指定し直したほうが結果的に早いこともあります。

また、端点や交点を正確に拾えていないと寸法値が微妙にずれるので、右クリックによる読取やスナップの状態を確認しながら作業することが大切です。

一括処理と修正のコツで、もっと使いやすく

同じ方向に線や点がたくさん並んでいる図面では、累進寸法を一つずつ指定するより、一括処理を使うと作業時間を大幅に短縮できます。

Jw_cadの寸法コマンドで「累進」を選んだあと、「一括処理」を使うと、指定した範囲内の対象をまとめて拾って、連続した寸法を作成しやすくなります。

建築平面図の通り芯、設備図の芯位置、機械図面で規則的に並んだ穴位置など、同一直線上または一定方向に対象が並んでいる場合にとても効果的です。

手作業で何度もクリックすると拾い間違いが起きやすい場面でも、一括処理を使えば入力漏れや作図のばらつきを減らせます。

一括処理を使うときは、対象にしたい線や点だけが分かりやすく選ばれる状態にしておくことが重要です。

不要な補助線や別用途の線が近くにあると、意図しない要素まで寸法対象に含まれてしまう場合があります。

そんなときは、対象外の線を整理する、レイヤを一時的に非表示にする、選択状態を確認してから実行するなどの工夫が有効です。

また、一括で作成した寸法であっても、基準点が適切でなければ読みやすい図面にはなりません。

基準点は図面上で最も分かりやすい端部、通り芯、中心線、基準線などに置いて、図面を見る人が迷わない配置にすることが大切です。

作成後に寸法値や文字サイズを修正したいときは、寸法が「寸法図形」として作られているかを確認しましょう。

寸法値だけを変更したい場合は寸法コマンド内の寸法値変更を使う方法がありますが、実際の図形の長さと違う数値を表示すると、あとの修正時に不整合が起きる可能性があります。

基本的には、図形の実寸に合わせて寸法を自動表示させて、特別な事情があるときだけ表示値を変更するのが安全です。

文字が小さい、矢印や黒丸が見づらいという場合は、寸法設定や基本設定の文字種、点半径、端部記号の設定を見直してみてください。

印刷後の見え方も変わるので、必要に応じてプレビューや試し印刷で確認すると安心ですよ。

累進寸法を実務で使いこなすには、操作手順だけじゃなくて、図面全体の情報整理も意識する必要があります。

累進寸法は基準からの位置を明確に示すためのものなので、区間寸法と混在させる場合は、どちらの寸法が何を示しているのか分かるように配置を分けると読みやすくなります。

たとえば外側に累進寸法、内側に部分寸法を置く、基準線側に注記を添える、寸法線の高さをそろえるといった工夫です。

Jw_cadでは、右クリックで正確に点を拾って、累進機能で基準点から順に寸法を入れて、一括処理で作業を効率化できます。

この流れを覚えておけば、基準点からの連続寸法を素早く、しかも読み取りやすく作成できるようになりますよ。

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