Jw_cadで円弧の書き方をお探しですね。
広告
Jw_cadで円・楕円・円弧をきれいに描くコツ【初心者向け】
Jw_cadで図面を描いていると、円や楕円、円弧って本当によく使いますよね。
建築でも設備でも機械でも土木でも、丸い形はどこにでも出てきます。
ただの丸を描くだけなら簡単なんですが、「正確な半径で描きたい」「斜めの楕円が必要」「円の中心点を後から知りたい」「円弧だけをピッタリ描きたい」みたいな場面になると、意外と迷ってしまうものです。
この記事では、Jw_cadで円・楕円・円弧を描く方法を、初心者の方にも分かりやすくまとめました。
作図ミスを減らして、実務でもサクサク使えるようになるコツまで押さえていきましょう。
1. 円を描く基本と、半径をちゃんと指定する方法
Jw_cadで円を描くときは、ツールバーの「円」アイコンをクリックするか、メニューバーの「作図」→「円弧」を選びます。
Jw_cadでは円も楕円も円弧も、同じコマンドで扱うようになっているんです。
だからまずは、この「円弧コマンド」の基本を覚えておくと便利ですよ。
コマンドを起動したら、最初に円の中心にしたい場所をクリックして、次に円周上の位置をクリックすれば円ができあがります。
何もない場所を指定するときは**左クリック**、既にある線の端っこや交点をピッタリ拾いたいときは**右クリック**を使うのがJw_cadの基本ルールです。
正確な大きさの円を描きたいなら、マウスで適当に決めるんじゃなくて、**コントロールバーの「半径」欄**を使いましょう。
たとえば半径500の円が欲しいときは、半径欄に「500」って入力してから中心点を指定すれば、ピッタリその大きさの円が描けます。
建築図面の柱とか、設備図面の配管記号、機械部品の穴なんかは、寸法がきっちり決まってることが多いので、この方法が基本になります。
目分量で描いちゃうと、後から「あれ、ズレてる…」ってなりがちなので、実務では数値入力を優先すると安心です。
あと、円を描く前には**今のレイヤ、線色、線種**もチェックしておきましょう。
Jw_cadでは円も普通の線として扱われるので、補助線レイヤに描くのか、印刷する本線レイヤに描くのかで後々の作業が変わってきます。
中心線とか仮の円は補助線として管理して、最終的に印刷する円とは分けておくと図面がスッキリします。
円の描き方だけじゃなくて、どの属性で描くかまで意識すると、修正や印刷のときに困らなくなりますよ。
2. 楕円・斜めの楕円・円弧を描く方法
Jw_cadで楕円を描くときも、基本は同じ円弧コマンドを使います。
円と楕円の違いは、コントロールバーにある**「扁平率」**の設定です。
扁平率が1.0のときは真ん丸になって、数値を変えると縦とか横につぶれた楕円になります。
楕円は開口部の表現とか、部品の形、設備記号、デザイン的な図形なんかで使うことがあって、真円との違いを数値で管理できるのがポイントです。
斜めの楕円を描きたいときは、**「傾き」**の欄に角度を入力します。
普通の楕円は水平・垂直方向を基準に描かれるんですが、傾き角を指定すると斜め方向に回転した楕円が作れます。
たとえば斜めに配置された部材とか、角度のある図面で楕円を表したいときに便利です。
描いた後で回転コマンドで直す方法もありますが、最初から傾きを指定しちゃえば余計な手間が省けますよね。
円弧を描く場合は、円弧コマンドのコントロールバーで**「円弧」にチェック**を入れて操作します。
基本的には中心点を指定して、円弧の始点と終点を指示する流れで、必要な範囲だけの曲線が描けます。
アーチの形とか、扉の開閉軌跡、配管の曲がり、部品の丸みなんかで、円全体じゃなくて一部だけを表したいときに使います。
円弧は端っこの位置がズレると他の線とキレイにつながらないので、既存の線の端点や交点に合わせるときは右クリックでしっかり拾いましょう。
円弧を含む図形を塗りつぶしたいときは、ちょっと別の操作が必要です。
多角形コマンドで「任意」を選んで、「ソリッド図形」「任意色」を指定したうえで「円・連続線指示」を使うと、円弧を含む領域が塗りつぶせます。
円弧から中心に向かう扇形にするのか、円弧の両端を結ぶ弓形にするのかは、**「弓型」の設定**で変わります。
円弧を描く方法と塗りつぶしは別の操作なんですが、図面の表現ではセットで使う場面があるので、覚えておくと役立ちますよ。
3. 円の中心点を出す方法と、1/4点をピッタリ使うコツ
円を描いた後で、「あ、中心点を基準に別の線を引きたいな」ってことありますよね。
中心線を最初から描いておけば分かりやすいんですが、後から中心が必要になることも結構あります。
そんなときに便利なのが、**Jw_cadのクロックメニュー**を使った中心点取得です。
点コマンドとか線コマンドを選んだ状態で、対象の円周上を右クリックしたままドラッグして、クロックメニューから「中心点・A点」を選ぶと、円の中心をピッタリ取得できます。
クロックメニューはJw_cad独特の操作で、慣れるまでちょっと分かりにくいかもしれません。
でも、中心点、交点、端点、中点なんかをサッと取得できるので、作図スピードがグンと上がる機能なんです。
円の中心を探すために補助線を何本も引くより、中心点取得を使った方が図面もスッキリします。
もしクロックメニューが出にくいなって感じたら、基本設定でドラッグ量を調整すると使いやすくなりますよ。
円を4等分したいときとか、上下左右の正確な位置を拾いたいときは、**「円周1/4点取得」**が役立ちます。
設定メニューから円周1/4点取得を有効にすると、円周上の近い位置をクリックするだけで、正確な1/4点が取得できます。
たとえば円の上下左右に線を引くとか、円を中心線で分割するとか、設備記号や避難方向みたいな図形を作るときに便利です。
見た目で「だいたいこのへん」ってクリックするんじゃなくて、Jw_cadに正確な位置を拾わせることで、図面の精度がグッと上がります。
1/4点取得を使うときは、図面全体の軸角や基準方向にも注意しましょう。
軸角が変わってる図面では、取得される方向の感覚が普通の水平・垂直と違う場合があります。
斜めの基準に沿って作図してるときは、軸角設定と組み合わせることで、傾いた方向の1/4点も扱いやすくなります。
円の中心点取得と1/4点取得を使い分けると、円を描くだけじゃなくて、円を基準にした正確な作図ができるようになりますよ。
4. 多重円・半円・3点指示など、実務で役立つ便利ワザ
Jw_cadの円弧コマンドには、普通の円や円弧以外にも便利な描き方があります。
代表的なのが**多重円**で、同じ中心を持つ複数の円を一気に描ける機能です。
コントロールバーの多重円の項目に数値を入力すると、同心円がまとめて描けます。
配管の断面とか、同心状の部品、記号類、範囲を示す円なんかで、複数の円を同じ中心で描く場面では、半径を変えながら何度も円を描くより断然ラクです。
半円を描きたいときは、**「半円」の設定**を使うと便利です。
2点を指定して、その2点を直径とする半円が作図できるので、アーチの形とか開口部、丸みのある部材を表現するときに役立ちます。
カーソルの位置で半円の向きを調整できるから、上向き、下向き、左右方向など、図面に合わせた向きで配置できます。
普通の円を描いて不要な部分を消す方法もありますが、最初から半円として描いちゃえば編集の手間が省けますよね。
中心点が分からない円や円弧を描きたいときは、**3点指示**を使います。
これは、円または円弧が通る3つの点を指定すると、その3点を通過する形をJw_cadが計算して描いてくれる機能です。
既存図面をトレースするときとか、決められた端点・通過点に合わせて曲線を描きたいときに向いています。
中心と半径から考えるんじゃなくて、通過点から形を決められるので、複雑な納まりとか現況図の作成でも使いやすい方法です。
最後に、円・楕円・円弧がうまく描けないときは、操作手順だけじゃなくて**設定状態**も確認しましょう。
「円弧にチェックが入ったままで円全体が描けない」「扁平率が変更されたままで真円にならない」「半径欄に前の数値が残ってて思った大きさにならない」なんてことはよくあります。
Jw_cadではコントロールバーの設定が次の作図にも影響することがあるので、意図しない形になる場合は半径、扁平率、傾き、円弧、半円、多重円なんかの項目を見直すのが近道です。
基本操作と設定確認をセットで覚えれば、Jw_cadで円・楕円・円弧を描く作業は安定して、図面全体の精度も高められます。
この記事が、みなさんの作図作業の役に立てば嬉しいです!
広告
